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GACKT×東京フィルハーモニー交響楽団 華麗なるクラシックの夕べ・感想(後半)

わー!年越しそう!w慌てて続きのレポ書きます!
前回のレポ読んでくださった方々、ありがとうございます!感想くださった方もありがとうございました!
そうそう、私の音楽経験スペックに、エレクトーン11年も追加しておいてくださいwオケ関係ないけど、主にここで音楽知識は培われた…はず。培うほどあったのか若干不安ではありますがw

さて、前置きがいつも長過ぎるんだな。続きいきます。休憩明けの2部。


6. LOST ANGELS
イントロはオーケストラだけの演奏。(原曲に無いイントロだったと思います、何の曲かわからなかったのでw)
途中で下手側の袖のドアがあいて、GACKT氏登場。衣装については写真ももう出ていますので割愛します。
スーツ姿人気だけど、私、実はG氏のスーツってあんまり好きじゃなくて(ガタイが良過ぎて似合わない…)、七五三の衣装着ている5歳児くらいに見えたwwすみませんww
出演者も着飾ってるから、クラシックにふさわしい格好で着てね、的なアナウンスが前にあったので、G氏もよっぽど着飾ってるのかと思ってちょっと期待してたんだけど…いや、何かよく見るスーツだったよ…ちょっと残念。
個人的にはタキシード期待してたんですけどね!コンマスさんもタキシード着てたのに…見たかったなあ。
だいぶ髪伸びてて、出てくる時に見えた後ろ姿というか後ろ斜め姿が、ちょうど2000〜01年頃の髪型の雰囲気と似てて、私、この頃のG氏が一番好きなのでふおおおお、懐かしい…!!ってテンション上がったんですが、前向いて顔見た瞬間、ああやっぱり老けたなあ…と思いましたw
あと、やはりエゴプラくさかった←

よく言われるように、確かに若干緊張気味かな?とは思ったけれども、こういう壮大なバラード系っていつも険しい表情してることが多いし、よくわかんないです…。まあ、一曲目からこの曲は確かに大変そうだけど…。
ライブと違ってインカムで同期取ってるわけじゃないから、周りで鳴ってる音に集中して合わせていかないといけないので、そういったことで険しい表情してるのかと思って見てました。
昼公演は全身くまなく見えたんですが、夜公演は前の人が男の人で、ちょうど頭で隠れてあんまり見えなくてw
(あと、手フェチなので、顔じゃなくてずっと手の甲見てたので表情はあんまり見てなかったですww)
指揮者の向かって左横で歌ってたわけですが、ちょっとずつちょっとずつ歌いながら下がっていってて、気付いたらコンマスさんの譜面とピアノとの隙間の狭いところに収まってたw
しかし、歌うスペースも狭いし…ほんと次はもう少し広いステージのある会場でやって欲しいものですね。これ、フルオケにさらにピアノ入れるような会場じゃないよw


7. 届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ...
もうだいぶうろ覚えなので違ってたらごめんなさい…。
確かこの曲もイントロが少し流れてから、G氏がようこそ的な挨拶をして、そして歌へ、といった流れだったと思います。
ここからオケは伴奏担当になってしまうので、これといって目立つようなアレンジとかは無かったかな…あまり記憶にないです;;前のLOST ENGELSと同様、バンドサウンドでは無い分エッジは余りないけれど綺麗で壮大なバラードって感じだったかと。
原曲と大幅にイメージが違うということもなく、原曲を大事にしたアレンジばかりだったかなと思います。
挨拶がとにかくかしこまって丁寧で柔らかい口調で、「皆さん」とか言ってたので思わず噴きかける失礼な客がここにww
もう、猫かぶってるようにしか見えなくてね、すみませんねw
いやはや、4日前に制服(性服)着て歌ったり女装したりして、ごきげんようー!とかやってた人とは思えませんねww

そうそう、昼公演はスピーカーの調子が悪かったのか音響さんのミスなのか…、この曲だったかどうかは忘れてしまったのですが、最初左のスピーカーから音出てなかったみたいで。歌ってる最中に突然左からも出るようになって、いきなり音が大きくなって聞きづらい場面がありました。
夜は改善されてそんなことなかったけど、こういうところ気をつけて欲しいものですね…ちょっと残念だった場面。


8. LOVE LETTER
曲に入る前に、僕にとって大切な歌を…というようなことをちょこっと喋ってから、演奏スタート。
イントロはチェロのソロから…だったと思う…(不安)。チェロのソロから始まった曲があったんだけど、この曲だったか記憶が曖昧です(汗)。
チェロいい音だよね!切ないようなでも暖かいような。

指揮者や伴奏と合ってなかったとか、G氏が歌いづらそうだったとか言われてるけど、違う違うw
指揮者の指揮見てましたが、ちゃんと合ってましたよw
これはテンポルバートの曲でしょう。テンポが揺れまくってるのは、G氏が揺らしてたからです。(確かに揺らし過ぎだとは思うけどね…まあ、アコースティックだといつもそんな感じよね)
一応、オーケストラでソリスト招いて協奏曲もやったことあるので言わせて頂きますが…ソリスト(ボーカリスト)が自分の自由なテンポで演奏したり歌ったりして、指揮者がそれに合わせて指揮を振る、なんてことは協奏曲等でよくあることです、ってか、そういうものです。
G氏はわりといつも、奇数小節の3,4拍目が少し早くて、偶数小節の3,4拍目をかなり溜める感じだけど、ちゃんと指揮もその歌に合わせて早めたり、一瞬止めるような感じで合わせてました。
G氏が時々指揮者の方を見ていたのは、ポイントとなる拍の頭の部分で、入るタイミングの呼吸を合わせるためです。いくらルバートでも終始勝手にやってるわけじゃないので、サビに入るところとか、ここぞ!ってところでオケとタイミング合わせなきゃいけない時は、ちゃんとソリストさんは指揮者を見て合わせます。
要はそういう演出、自由テンポの曲なんです。
それでもずれて聞こえたっていうのならね、テンポ揺らしまくってたGACKTが悪いと思うよwwwオケはちゃんと合わせてくれてたからww

歌いながら結構じっくり客席をすみずみまで見渡してるなーという感じでしたが、この曲では2番のAメロの時に横の方を向いてオケの方も見ながら歌っていたのが印象的。オケの人も含め、ひとりひとりに歌を届ける、という感じで。
夜公演では横だけでなく、ゆっくりぐるりと一周まわって、本当に全員を見渡しながら歌っていた感じですね。
私、アコースティックのまったり曲ってあんまり好きじゃないんだけど、オーケストラは好きなので、この曲のオケバージョンは結構好きかもしれない。(あと、単に歳取ってこういうバラードも沁みるようになってきた、というのもあるかも)


9. STAY THE RIDE ALIVE
また曲に入る前に、最後にこの曲を送ります的な一言があってから曲開始(すみません、喋った内容は全然覚えてません…)。
この曲も原曲にストリングスが元々入ってたし、雰囲気は近いアレンジだったかなと思います。
そういえばライブみたいにダブル(被せ)とかハモリとか無いっていうのも、じっくりG氏の声を堪能出来ていいですね。
昼公演は初めてのことばかりなのでバッチリ起きてたんだけど、夜公演になるとセトリや進め方が全く一緒だったというのもあり、私は疲れが出てきて(何せ前日の睡眠時間が1時間だったものでw)ウトウトしてた。すみませんww
いやでも、眠れるくらい心地良い演奏と声だったってことだよ!ww
実際、G氏の声って私にとっては凄く心地の良い声らしくて、しょっちゅう眠くなります…(がくぽ調教してても眠くなるんだけどw)
それっていいことだよね?w
生演奏と生歌聴きながらウトウトするって、最上級の贅沢だと思うんだよなあ。いやはや贅沢させて頂きましたw


歌が終わってから、G氏が指揮者さんの名前と、「東京フィルハーモニー」とオーケストラを紹介して、「またお逢いしましょう」と言って(多分)、一旦G氏と指揮者さんが舞台袖へ捌ける。凄くあっさりした挨拶でした。
そしてその後、アンコールという形で再登場。


En.12月のLOVE SONG
クリスマスプレゼントとして皆さんに送ります的なことを言って(もっと違った気もするけど思い出せませんww)、アンコールへ。
まあ、これは予想通りの選曲でしたね。
妄想でコンマスさんをYou兄に置き換えてみようと試みたんですが、何せ全く雰囲気の違う人だったので難しくて、1stバイオリンの真ん中あたりにYou兄もいて一緒に弾いているという妄想をしながら聴いていました(何やってるのw)
どうしても耳は歌の方に行ってしまっていたので、オケの演奏で気になるところは無かったかな。まあ、歌を邪魔しないシンプルなアレンジだったかなとも思います。
また最後にG氏が指揮者さんとオーケストラを紹介して、すると指揮者さんがG氏からマイクを貰って「ボーカル、GACKT!」って紹介して、最後にちょっと会場の緊張が軽く砕けた感じになりましたね。
この時以外もですが、曲が終わったタイミングで指揮者さんとG氏とが目を合わせてちょっと笑ってたり、軽く言葉を交わしてたり、固く握手したりしてて、いい雰囲気でした。
最後にコンマスさんとも握手して欲しかったなあ。まあ、指揮者さんがコンマスさんとちょこちょこ握手を交わしてましたが。

またG氏と指揮者さんだけ捌けていったんですが、拍手がやまないので再登場。またG氏が指揮者さんとオーケストラを、指揮者さんがG氏を紹介して捌ける。今度はオーケストラの団員さん達も捌けていって終了。
(夜の部では、最後にG氏がファンに向けて手を振りながら去っていきました)



<感想>
クラシックどこいった。

いやあの、クラシックの夕べっていうんで、一部にガチのクラシック曲、二部にG曲かなあとか想像してたんですけど…ボレロ以外全部G氏の曲じゃないですか…wG曲クラシックちゃう…w
クラシックの夕べじゃなくて、オーケストラの夕べ、でしたねえ。

いつもと違った、かしこまった雰囲気を楽しむ…という目的もあったのかもしれませんが、内容がかなりラフだったので、敷居を低くしてクラシックあまり聞いたこと無い人もラフな格好でおいで、的な感じで良かったんじゃないかなあ…と思います。お洒落して聴く演目じゃないような…w
ほとんどG曲だから、ガクヲタさんなら誰でも楽しめたと思われるので、もし今回クラシックってことで敬遠した人がいたら残念だなあと思いました。(その前にまず、金銭的に敬遠されたかと思いますけどねw)
まあ、何を目的とするかですけれどもね…私ならそうするだろうなあ、と。コラボと言いつつもここまでG色が強い内容なら、二部に団員さん達もラフな格好に着替えて、猫耳つけてU+Kとかもアリだと思ったんだけどw(オーケストラというより、どちらかというと吹奏楽的なノリで)
まあでも、私はどちらかというと楽園祭みたいなノリがちょっと苦手なので、この雰囲気は凄い楽しかったです。もっと敷居高くても良かったよ?w

トーク等もほとんどなく、G氏がちょっと軽く喋る程度で、全体としては2時間程度でした。
ライブほどのMCはいらないけれども、もうちょっと話とかあっても良かったんじゃないかなあ、と。
G氏じゃなくても指揮者さんが軽く楽器紹介をするとか、解説をするとか…次やる曲はこの楽器が活躍するのでここに注目してね、とか、ラフな演奏会なんかだとそういう解説のあるコンサートもあるのですが、そういうのがあると初めてオーケストラ聴くような方でももっと楽しめたんじゃないかなあ、と。
まあ、これもラフさは求めてない、ってことなんでしょうけどね…。
演奏会で説明しないのなら、せめてプログラムで解説するとか。プログラムは配布して欲しかったなあ。
そうそう、普通は配られるプログラムが無かったんですよ!ネタバレしないために最初に配らなかったのかと思いきや、帰りにも無く…。指揮者さん視点からの曲解説とか読みたかったです。

オーケストラ演奏は…まあ、一軍の方では無かったそうなので、こんなものかなと(上からですみませんw)
ただ、この値段だったら一軍の方の演奏で聴きたかった!
正直この演奏、音響(こればかりは座席位置にもよるとは思いますが)、曲数で25000円は高い。
25000円っていう値段を考えなければ十分満足出来る内容ではあったのですが…。
あまりオーケストラ演奏を聴いたことの無い方が、生のオーケストラって良かった、凄かった、って感想を見かける度、オケ好きとしては嬉しくなる反面、いやいやまだまだこんなもんじゃないから…!って思ってしまって…w
高いのは協賛が少ないのと、ほとんどG曲だったのでアレンジにお金かかってるんでしょうかねえ…?
高いお金払ったということだけで優雅な気持ちになるのかもしれないけど…いやでも、やっぱり庶民なので値段と合ってるかどうかは考えてしまうよwこんな高い演奏会なんか行ったこと無いものw
普段、ライブは演出を考えるとむしろ安い!って言ってる人ですけれど、今回はさすがに高いと感じましたw

とまあ、いろいろ思うところはあったんですが、それを差し引いても行って良かったなと思ってます。
凄く楽しみにしてた分、期待も大きかったけど…いろいろツッコミ入れてはいますが(笑)それでも十分満足出来ました。
やっぱりオケ大好きだな!
ぜひ、これを毎年恒例のイベントにして欲しいですね。そして改善していって欲しいな。
歌うだけじゃなくて、ピアノ弾いたり指揮したりしても面白かったかな、と思います。

まあ、マイク通しているとは言え、生演奏をバックにこれだけ歌えるって、やっぱ歌上手くないと出来ないよね。
G氏も上手くなったなあ…と思いました(笑)。ほんと上からばかりですみませんww
(しかし、昔ほど大幅に外したりすることは無くなって安心して聞けるようになったけど、出だしだけは毎回若干ふらつき…おっと誰か来たようだw)



そんなこんなで、レポになっていないレポはおしまい。何とか年内に書き終えられた…w
写真もちょっぴりあるけど、それはコンサート以外の遠征日記も書きたいと思ってるのでそちらで載せようかな。
お付き合いくださってありがとうございました!
そしてこのレポだけでなく、今年オンオフ限らず私なんぞに貴重な時間を割いてお付き合いしてくださった皆様方、本当に本当にありがとうございました!
付き合いづらい奴ですけれども、それでも多くの人に構って貰えて感謝しています。
まだ懲りずに付き合ってやってもいいよ、なんていう心の広い方がいらっしゃいましたら、どうぞまた来年も仲良くしてやってくださいませm(_ _)m
それでは、良いお年をー!ガクヲタさんはジャンプ必須だよ!!ww

GACKT×東京フィルハーモニー交響楽団 華麗なるクラシックの夕べ・感想(前半)

お久しぶりです!(いつもの挨拶)
もう、お久しぶりの更新でも開き直って謝んないんだかんね!w

さて、唐突ですが…ツイッター見てくださってる方ならご存知かもですが、またもや遠征して参りました!
「GACKT×東京フィルハーモニー交響楽団 華麗なるクラシックの夕べ」の昼公演と夜公演、両方見てきましたです。
チケット代が25000円とかなりお高くてですね…しかも二公演見たからチケットだけで5万と、普段の遠征の倍額くらいかけて遠征してきました…。チケットの他に往復飛行機代(しかも帰省の時期と被ってピーク期だから超高い;;)とホテル代かかるのよ…もう私のお財布息してないよ?
でも、何気にクラシックも好きなので、これのお知らせが来た時からもう楽しみ過ぎてテンションがおかしかったです、はいw
G氏曲でオーケストラアレンジとかあったらいいのに…って昔から思ってたのですよ。インスト曲好きなのでね。それが生で聴けるというのだから、もうチケ代のことなんか考えずに迷わず遠征決定でした。
SEVENTH NIGHTのアルバムでも、一番好きなのはU+Kだからねwアコースティックアレンジの歌より、オケラアレンジのインストですよ!w
でも実はチケット落選したんだけどねww親切な方に譲って頂きまして無事二公演とも見られました。あの落ちた時の絶望感ったら無かったわ…いつものライブ以上かも…w


クラシックの話題&レポということで、一応私のスペック書いておきます。えらそげに語るといろいろ言われそうなので…w
まあ、スペック関係なく、えらそげな語り口調は私の仕様なんですけれどもね(苦笑)。

経験値→吹奏楽3年、オーケストラ3年(学生時代の部活のみw)
経験楽器→アルトサックス&ソプラノサックス(吹奏楽)、オーボエ(オーケストラ)
知識→今は無き(苦笑)音楽検定・洋楽系2級。一応、音楽の生涯学習とか指導出来るレベルっぽいですよ?
所持→クラシックのCDは100枚くらい持ってる!
実際→詳しそうなフリして、実はさほどわかってませんwwただの、下手の横好きな感じですww

多分、詳しい方から見たら恥ずかしいレベルの話になると思いますが、レポ書くとツイッターで公言してしまったので頑張りますw
あ、でも、大学で音楽関連の授業取ってた時は、音楽科の人よりテストの点数良くて、先生に音楽科の人だとずっと思われてたってことはありますww
専門家じゃないけどヲタクって感じでしょうか。演奏するのも好きだけど、楽譜とか楽器とか見るだけでテンション上がって、いつまでも眺めていられるタイプ。(でも筋金入りのヲタクじゃなくて、ライトヲタ程度)

 

前置き長くてすみません(これもいつものことですが…w)
あ、プログラム(セトリ)や写真はBARKSさんが載せてます→こちら。(自分用リンク)
1階の前の2列がせり出しのステージ(?)で潰されていたため3列目が実際の1列目となってまして、私は昼公演は5列目(実際の3列目)、夜公演は7列目(実際の5列目)という、両公演ともかなり前の方で見てきました。
ステージを見上げるような高さで、弦の前の方の人しか見えませんでしたw管楽器吹きとしては管楽器見たかったんですけどね…。真ん中にグランドピアノがあったので、完全にその陰になってしまってて。ひな壇もあったようですが、あまり高くないので全然見えず。
音的にも後ろや2階、3階の方が綺麗に聞こえたんじゃないかな?と思います。DVD化されるようなので、それに期待。

そんなわけで、ステージ後方が全然見えない状態だったのですが、とりあえずわかる範囲でオーケストラの配置を書くと、
指揮者の真ん前に、グランドピアノ。
弦はピアノを囲むような形で下手側(向かって左側)より1stバイオリン、ビオラ、チェロ、2ndバイオリンの並び。(バイオリン両翼型)
その後ろは一般的な並びだったかなあと思うのですが、ほんと全然見えてなくて…あんまり頭ふらふらさせるわけにもいかないですしね(苦笑)。何となく音の聞こえ方とチラ見から察するに(笑)、左手からピッコロ、フルート、オーボエ、ソプラノサックス、テナーサックス。
その後ろにホルン、クラリネット、ファゴット(多分…この辺全く見えてない)
その後ろに、左側から中央にかけてパーカッションがずらっと(ティンパニがど真ん中だったのは帰りに確認したw)、トランペット、トロンボーン、チューバ、かなあ…(一番後ろすら見えてないので不安…)
そして左手の1stバイオリンの後ろにハープ、右手の2ndバイオリンの後ろにコントラバスだったかなあと。
ボレロで使われるチェレスタはありませんでした。(ピアノで代用)
そんな特殊な並びではなかったと思うんですが、パーカッションの数がかなり多かったのと(ラテン系の楽器多かったような…ラテン系はあんまりわかりませんが…とりあえず出演者さんがあげてた写真からカホンがあったのを確認。ウィンドチャイムも大小2台あった)、ピアノが真ん中にどーん!が特殊だなあと感じました。
…多分、ピアノは置き場所に困ったんだと思うw小さい会場で、ステージもかなり小さかったので。
人数もそこまで大編成では無かったです。6,70人程度だったような…。それでもかなり狭そうというか、ギチギチ並んでる印象でした。
ほんと全然見えなかったのが悔しくて!早くDVDで確認したいものです。…全然違ってたりしてww


1. ボレロ
演目は発表されておらず当日もプログラムが配布されなかったため、完全に何やるかわからない状態で始まったのですが、これはだいたいの人が予想してたんじゃないでしょうかwG氏のライブ開演前の会場BGMがこれですからね。
昼公演では、開演直前、ステージ袖にオケの人が待機している時にファゴットさんが音出しでソロフレーズを吹いていたのが会場にしっかり聞こえてネタバレ状態にww
ボレロはスネアが2つ入りますが、1つが指揮者とピアノの間、若干右手寄りの位置にありまして、奏者さんが座って叩くという(私にとっては)かなり珍しい形でした。スネア探したら前にいてびっくりした。2つ目は普通に後ろの、他のパーカッションと一緒にいた…と思うのですが。
ダメ出しをしてしまうと、昼公演ではトップバッターのフルートが一部フレーズ抜け、夜公演ではファゴットのソロフレーズのヨレなんかが素人耳でもわかるレベル状態でありまして、ボレロは難しいとは聴くけれどもプロでもこうなのか…?というのが正直な感想。(初っ端から酷い感想ですみませんw)
全体的な演奏では、夜公演の方が安定していたように思います。リラックスして演奏されていた感が。…まあ、初演の一曲目でボレロとか緊張しますよね…。
個人的にはやはり自分が吹いていた楽器が大好きなもので、そこに注目してたのですが、サックスがめっちゃビブラートで美ブラートで素敵だった!wもう、この美ブラートで他の人のミスなんか吹っ飛んだw
私、ジャズやポップスのサックスより、クラシックのサックスの音が好きなんです。あの丸い柔らかい音が…!もっとクラシックでサックス使うべき!w
若干ミスも気づいてしまいましたけど、それでもクライマックスになるとゾクゾクっとくるものが。生でボレロ聞いたことなかったので満足。わがままを言うなら…次があるならもっと大編成でお願いします!w


2. U+K
SEVENTH NIGHT収録のオケバージョンアレンジを元にフルコーラス演奏。かなりSEVENTH NIGHTの編曲に忠実なアレンジだったように思います。
これも元のオケアレンジがあるのでやるだろうとは思いましたが、曲的に後半だと思っていたのでびっくり。というか、前半は一般的なクラシック曲で、後半にG氏の曲だろうと予想してたので、いきなりG曲来て本気で驚いたw
SEVENTH NIGHTのは打ち込み音なので、生で聴けてこれも嬉しかった!やはり打ち込みと違って、生は音に厚みというか、奥行きがありますね。
この曲に限らず、管…特に木管が主旋律の時にメロディが弱い印象は確かにありましたが、あれ、やっぱり前にピアノ置いたせいじゃないかなあと思う…。元々音が大きくないオーボエのど真ん前にピアノとかイジメだと思うのw
音って上に行くので(マイク上の方にあったでしょ)、恐らく2,3階とか1階後方とか、ちょっと離れた位置の方がバランス良く聞こえたんではないかと思います。どうしてもステージより低い位置にいる1階前方は管の音が聞こえづらくなる気が。
あと、もしかして昼公演の方、マイク通してスピーカーから出力してました…?気のせいかな…。夜は気にならなかったんだけど。
ただ、昼も夜もそんなに凄く気になるほどバランス悪くは感じなかったですよ。


3. 君に逢いたくて
最初何の曲かわからなくて、しばらくしてサビのメロディが出てきて、ああ…あれ、何だっけ、ってなったw
すみません、アコースティック曲好きじゃないもんでwwだいぶ思い出すのに時間がかかったという…w
原曲はアコースティックギターでほんわか暖かい雰囲気、ちょっとしたひだまり的というか小春日和的というか…喩えが微妙ですけれども(苦笑)、そんな印象なのですが、このオケアレンジではバイオリンが切々と歌い上げる感じで、切なさが前面に押し出されたアレンジだなあと思いました。
喩えるなら、原曲は別れてちょっと時間が経ってて、少し落ち着いた状態で振り返ってる感じ、オケアレンジは別れたばかりで哀しい気持ちでいっぱいな感じ?…もう喩えない方がいいですか、私w
全体的に静かで、ストリングスの美しさが際立つアレンジだった印象です。やはり楽器とアレンジで、曲の印象ってがらりと変わりますね。編曲者さんの新解釈が垣間見えたような気がしました。


4. STORY
今回一番感動した曲です。(あれ、G氏の歌は?w)
まあ、曲そのものの想い出が強いのが一番の理由かとは思うけれども…w
この曲の前に、ステージ袖から譜面台が出てきまして、コンマスさんの前に設置されたので、お、いよいよG氏が出てきてこの位置で歌うのか?と一瞬思ったんですが、コンマスさんがひょいと立ち上がったので、あ、バイオリンソロですか、とw
この曲もオケアレンジの栄える曲なので(というか原曲がそうなので)予想の範囲内ではあったんですが、でもイントロ聴いた瞬間に、キタ――(゚∀゚)――!!ってなりましたwというか、会場全体がそんな空気になったように感じましたw
いつもライブの最後の曲なので、今回も、やるとしたら最後にやると思ってたんだよね…。
雰囲気的には、何か、吹奏楽のコンクール曲を思い出したw
楽器の使い方が定番、基本的な感じと言いますか。木管セクションが静かなところのメロディを演奏し、弦が歌い上げ、後半に金管やパーカスが入ってくる、って感じの。
原曲が美しい作りなので、普通が一番ですね。
これもやはり、生のオケだと厚みが違うなあ、と。まあ、Storyも打ち込みじゃなくて生楽器使ってるとは思うんだけど、人数が違うからね。
ハープやピアノのアルペジオって何であんなに綺麗なんですかね。特にハープがほんと綺麗で、かなりグッときました。
バイオリンソロはマイク通しても良かったんじゃないかな?とは思いました。
いやでも、プロの方の堂々たる弾きっぷりは見ててもいいですね。安心感・安定感があるw俺のソロを聴け!的な感じでかっこ良かったです。指揮者の方もソロの方にはあまり指示出さず、自由に弾いてええよ的な感じでw
ただ心残りなのは、最後の方、凄く盛り上がってきたところで鳴るパーカッションの、カーンというかキーンという感じの高音の金属音…あの音なんですかね?何の楽器ですか?クラベスの金属音みたいな感じなんですが…何せどこで叩いてるのかも見えず楽器が確認出来なかったんですが、あれはちょっと、今までの盛り上がりと歌い上げてきたものをぶち壊してる感がw
まだ音色はいいんですが、音がでかすぎてwこれは確かにバランス悪いと思いましたw
最初、マイクのすぐ近くとかで音を思いっきり拾っちゃってるのかなと思いましたが、夜は他のバランスはさほど気にならなかったのにここだけはでかいままだったので、多分楽器そのものが凄く鳴るんじゃないかと。
むしろ、チャイムを使って、鐘の音みたいな感じで鳴ってくれたら素敵だったのになあ…と思いました。…ほんと、あの楽器なんだったのか気になる。
まあ、この楽器に限らず、パーカッションが大きめだったかなあとは思うけど、他の楽器の人数や編成が変わってもパーカッションの数はまず変わらないものなので…それだけ元々大きい音が鳴る楽器ばかりなので…うん、次はもっと大きいホールで、大編成でやろう!w
(でも常にピアノが入ったアレンジだったので、大編成になると今度はピアノが聞こえなくなりますよね…)


5. 斬 〜ZAN〜
今回一番の意外曲でした。よね?
それやるのお!?ってなりました。これは全くの予想外w
Storyが原曲に忠実で定番アレンジなら、これは真逆の感じでした。選曲もアレンジも意外性を狙ってたように思います。アレンジャーさんがかなり大幅にアレンジしてきた印象。
出だしは原曲にない、フルートの篠笛的な旋律のソロからスタート。
これはもう、全体的にパーカスさんが張り切ってたような印象ですw何か、ボンゴの大きいの?(楽器名ほんとわからなくてすみません…wラテン楽器はさっぱり…)とかがデンデケデケデケトントコトコトコずーっと鳴ってましてw
疾走感凄かったんですが、何せそんなラテン楽器を多く取り入れられてたもので、イメージは和風っていうより凄く南米でしたw私の脳内を武士じゃなくて原住民が駆け抜けていったんですが…w
途中、パシーンっていう音が入ってそこでは馬に鞭打ったみたいな感じで一瞬日本に戻れたんですが、すぐまた南米に飛びましたw
むしろ、さっきのStoryで鳴った金属音をこっちで使った方が良かったんじゃ…こう、刀のチャキーン!みたいな音に似てたし…w
途中の茶々さんのラップの部分はどうアレンジしてくるのかと思ったら、パーカッションソロでした。デケデケトコトコ。…パーカスソロがあるとますますラテンなイメージが…w
その後の、G氏のファルセットはトランペットが担当。いや、良かったんですけど、木管好きとしてはフルートかオーボエでやって欲しかったな!
その中盤でコンマスさんがものっそい速いフレーズを弾きまくってて、弾き終わった後に、ちょっと疲れてたw(´Д`)ハァってなってるように見えてしまったんですがw
パーカッションメインなのにパーカッションも全然見えなくて、この辺りになると演奏者さんを見るのも飽きてきて、指揮者さんをガン見してましたw
斬と言えば七拍子ですがw、4と3に分けて振ってるなあとか、六拍子の振り方を久しぶりに見たなあとか、何かどうでもいいところをチェックしてましたw
しかし、振ってる後ろ姿がかっこいい指揮者さんだったなあ。変拍子振るの大変そうだけど凄いなあと思いましたが…まあプロにこれは失礼ですねwすみませんw
君逢いやStoryが綺麗にまとまった感じの、美しさを前面に出したアレンジだったのに対して、これは激しくて熱くて(いい意味で)暴れてた印象ですw
最後にピアノが速いフレーズで下降していって(ピアノ以外も鳴っててピアノソロではありませんが)、低音の鍵盤をガーンと立ち上がる勢いで(実際立ち上がってたかも?)叩き鳴らして終わるのが印象的でした。


そんなこんなで一部終了。ここで20分の休憩が入って後半の二部へ。
…レポも長くなったので(前置きが長いせいですがw)、ここで一旦切ります。後半のレポへ続く。

てか、こんなレポでいいの?これ、レポになってるの?w
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